こんにちは、くろももです。
今回はテクニカルサポートについて考えていきたいと思います。
未経験や経験浅めでもテクニカルサポート(通称:テクサポ)職は他のIT職種と比べて門戸が広めですが、実際にテクサポってどうなんでしょうか?
外資ベンダだとテクサポでも1000万も目指せるようなので、ちょっと興味が湧きテクサポについて自分の考えをまとめてみました。
私自身の専門はテクニカルサポートではないですが、技術問い合わせ対応はしたことはあるので、そもそもテクサポは何かを説明しつつ、考えていきたいと思います。
テクニカルサポートとは?
上記のように技術的な問い合わせを受けて、問い合わせに対して回答していく業務となります。ヘルプデスクとの違いが書かれていますが、ヘルプデスクで一次受けを実施し、ヘルプデスクで回答できない問い合わせについてはテクニカルサポートへエスカレーションを行う流れが多いです。
運用保守に属するので、運用保守が続く限りは基本的には無くならず、設計構築などの上流に比べると、マニュアル化しやすい点があったり人手が求められることから、未経験でも門戸が比較的広いエンジニア職になります。
技術力は身につく?
これは正直現場や会社によるとしか言いようがないと思います。当たりの現場だと技術検証しつつ高度な問い合わせの対応をして技術力を身につけることも可能ですが、ハズレの現場だと体制上の関係などでヘルプデスク寄りの内容となり、下手したらテクサポは名ばかりで、実際は技術的ではない問い合わせ対応ばかりという可能性もあります。
無償・有償、問い合わせの体制が整っているかなどで、業務内容や回答難易度も異なってきます。
未経験からテクニカルサポートってぶっちゃけ良いの?
「とにかく技術力を身につけたい。」「他社でも通用する人材となりたい。」という理由でエンジニアになりたいのでしたら、未経験からテクニカルサポートはお勧めできないです。
技術力が身につくかは現場次第で、製品知識についても偏りがちになり、かつ運用保守の下流工程となるので、最初からテクサポだと市場価値としてもつきづらいのが現状だと思います。設計・構築⇨テクサポは比較的転職しやすいですが、テクサポ⇨設計・構築への転職は一般的に難航します。
また問い合わせ対応だと回答のスピードと質が重要ですが、特にできる限り早く回答を出すように求められるので、未経験にはプレッシャーが特に感じやすい職種かと思いました...
エージェントだと未経験者でも門戸広めなテクニカルサポートを勧められがちですが、上記の点は考えた方が良いかと思います。
逆に「手を動かすよりはお客さまと直接コミュニケーションを取りたい。」「技術的に人を助ける仕事につきたい。」ということでしたら、テクニカルサポートが適職である可能性が高いと思います。
上記の内容をもとに、テクサポのことを少しでも理解して下さったら嬉しいです。
最後まで読んでくださりありがとうございました☆