もも 日記

英語とITで可能性無限大な備忘録

SIerに居続けたいエンジニアも「完全SIer脱出マニュアル」を読むべき

こんにちは、くろももです。

今回は「完全SIer脱出マニュアル」についてご紹介していきたいと思います。

※内容については記憶ベースなので、もし誤りがあった場合はすみません。

完全SIer脱出マニュアルとは

2019年なので少し前の本とはなりますが、東大→富士通の大手SIer出身のエンジニアがWeb系企業に転職し、その経験をもとにWeb系企業へ転職するための指南書となっています。

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TM9LWTN/ref=cm_sw_r_tw_dp_2PP2XH3AQRB7EHWNQ2WB

jumpei-ikegami.hatenablog.com

内容としてはSIerとWebとの違いやWeb系企業へ転職する方法について主に書かれています。

 

なぜSIerに居続けたいエンジニアも読むべきか?

Web系企業へ転職する方法としてアウトプット活動をすることが挙げられていますが、そういった活動はSIerであっても自身の転職活動から有効だと思ったからです。

ここでのアウトプット活動としてSNS(Qiita,Github,Twitter等)やポートフォリオ作成、勉強会の参加が挙げられます。

私自身Qiita毎月10本投稿、勉強会を毎週参加しつつ、SIerへの転職活動をしたのですが、その点が評価対象となりました。SIerだとそういう活動を好ましく思ってないイメージがあったのですが、技術に力を入れている所であればそういった向上心について良い印象を持ってくれるようです。

 

大学時代は親からSNSを使わないように言われていたのですが、人からこの本を紹介されて読んでみて、SNSを含めたアウトプット活動も大事だと思い、おっかなびっくり使い始めたきっかけを与えてくれた書となりました。結果として前職では監視オペレータで手を動かさない仕事だったのですが、Qiitaやら色々やって設計構築やら検証できる会社に転職できました。

SIerでも社内ブログを促進している所も多くなりましたし、これからの時代、エンジニアとしてSier/Web限らず社外で人とと差をつけて行くためには、情報発信や交流する必要性があると思います。

zine.qiita.com

Qiitaから出している記事でエージェントの人もGithub」、「 Qiita」、「技術ブログ」のいずれもやっていない人が8割ということでした。これらのうちどれかを見せられる状態になれば、それだけでアウトプット活動において全体の上位10~20%になれる可能性があるということです。

エンジニアで「何か現状にもやっとしているけど、動けていない!」という方はこの本を読むと、何か行動したくなるきっかけとなるのではないかと思います。

 

補足

あえてこの本の欠点を挙げるとしたらWebエンジニアへの転職活動に関する情報が古いという所でしょうか。Webエンジニアブームが起きる前はRailsチュートリアルやよくある掲示板アプリ作ってポートフォリオにしても差別化できたのですが、今はその様な活動をやっても差別化できない状態となります。そういう最新の技術的なキャッチアップはオンラインサロンに入るなりググったりしてする必要はあるかなと思いました。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました☆